地毛のブラックからハイライトを入れるお客様が多いんですが、その時によく言われるのが、、、
地毛の色を活かしたい
やった事ある方もいるかもしれませんが、ハイライトだけブリーチしてブリーチした部分だけに色を入れるやり方があります。
このやり方をすると、地毛の色は残るので、色抜け後も根本のリタッチが気になる事は無いし、もし黒に戻したい時は自然に戻す事が簡単に出来ます。
そんなお客様が今日もいらっしゃったのでご紹介します。
染め上がりの仕上がりがこちらで、全体にハイライトがふわ〜っと入ってますね。
ハイライトの始まりはランダムに入れてるので、かなり自然に入りました。
この色、地毛の色は黒のままなんですが以外と気にならないですよね。
このように、全体にハイライトを入れるデザインだと、スタイリングした時にハイライトと地毛が混ざり合って明るさが分散してくれるんです。
手順
手順も簡単なのでイメージし易いように紹介しますね。
・まずハイライトをブリーチ。
・しっかり色が抜けたらシャンプー&中間処理
・やりたい色をアルカリキャンセル(地毛の色をリフトアップしない)処方の2液で作って塗布
※写真のお客様はイエローです
・流して完成
こんな感じで至ってシンプル。
アルカリキャンセルの2液がネックですが、OX2%の2液でも代用出来るので、割とどこの美容師さんでも対応できるやり方だと思います。
どんな人にオススメか
・初めてカラーする方で髪を結構明るくしたい方
・ブリーチしたいけど一色よりも変化がつけたい方
・皮膚が弱くて根本にカラー剤を付けたくない方
・リタッチを目立たせたく無い方
この辺りの方によくオーダーされたり、オススメしたりしていますね。
次、どうやって染めたらいいの?
この質問かなり多いんですよね。
伸び方としては、ハイライトのみ下がってくる印象になるので、伸び具合に合わせて書いときます。
・2ヶ月未満(約2㎝伸びた)
ハイライトが金髪になってるハズなのでハイライトのみ色味を足すだけでもOK。
・4〜5ヶ月(5㎝位伸びてる)
これでも伸び具合が気になら無い事も多いので、その場合も色味を足すだけでOK。
デザインに飽きた方、根本が気になる方はブリーチでハイライトを増やしたり、ハイライトを減らしたい方はローライト(地毛と同じ色)でハイライトを減らしたりも出来ます。
・半年以上〜
流石にハイライト足しましょう。笑
もしくは、地毛からハイライト同じカラー剤で少し明るくすると、少しハイライトを活かした状態で全体明るいデザインに変更も出来ます。
分かりやすく書いたつもりですが、、
とにかく地毛を活かしたハイライトは人気なので少しでも参考にして頂けると嬉しいです。
ただ、黒染めや白髪染め、ストレートパーマの経験がある方は難しい場合も多々ありますので、そこは担当の美容師さんとしっかり話し合ってみて下さいね!!
「良い感じのハイライト入れれたよ!!!」
と言う方でも地毛は残ってるとは言え、ブリーチして有る事に変わりはありません。
ですので、ホームケアにサロンに売ってるシャンプー&トリートメントを使って寝る前にはしっかり髪を乾かす事。
高温のコテで髪を巻かない(150度〜160度までにしましょう)等、髪を大事にしてハイライトデザインを長く楽しんで下さいね^ ^
Instagramでも紹介してますので、そちらも参考にしてみて下さい↑
