【ボブのインナーカラー】ブリーチ無しでもインナーカラーが綺麗に染まるポイントと注意点

ボブとインナーカラーの組み合わせはとにかくオーダーが多く、沢山相談を受ける中で最近多いのが

 

「ブリーチ無しでも染まりますか?」

 

 

はい!可能です!

 

ただ、表面とインナーカラーのコントラストを付けないとデザインとしてぼけちゃって完成しないのでブリーチ無しで染めたお客様の一例をご紹介します。

 

まずはビフォーから。

ご覧の通り、綺麗なロングヘアーのお客様です。

 

ベースのカラーは9レベル位のブラウンで、オーダーは

 

「切りっぱなしボブにしたくて、ブリーチ無しでインナーカラーにしたい。色は暗くても良い。」

 

とのことでした。

 

 

カウンセリングでお伝えした事

 

明るさのコントラストが無いと、インナーカラーが完成しないので、表面は暗くしましょう。

 

表面はただ暗くするだけだと面白みが無いので、ラベンダー系のカラー(お客様が好きな色)を暗く入れましょう。

 

・インナーカラーは、カラー剤で綺麗に染めれて最大限明るく出来る明るさの11〜12レベルまで明るくします。(このお客様の場合)

 

・髪の状態で施術中に多少の色味や明るさが変化する場合があるので、その都度対応していきます。

 

・切りっぱなしボブで、耳掛けした時にインナーカラーがチラッと見える様にしましょう。

 

襟足のインナーカラーはカットのデザイン(切りっぱなしボブ)的にいつも見える様には作れないので、外ハネやアレンジ、スタイリング時に見える様に入れます。

 

ウエット系のスタイリング剤でスタイリングするといい感じになります。

 

主にお話ししたのはこの位で、仕上がりはというと、、

こんな感じに。

 

耳掛けした時に見えるインナーカラーが良い味出してます。

 

バックはこんな感じになってます。

アレンジが楽しくなりそうですね!

 

ブリーチ無しでも割と明るくなりますね!

あと、明るく見えるポイントとしては、

 

表面のカラーが暗い事と、インナーカラーに色味を入れ過ぎないで自然に明るく見せている事です。

 

インナーカラーにアッシュを混ぜ過ぎたり、ピンクが入り過ぎたりすると、【明るさ<色味】 になっていしまい、明るさのコントラストが弱まって【インナーカラーが見え辛いor消えちゃう】という結果になる事もあります。

 

【明るさ<色味】の様に色味のコントラストをつける場合は、しっかり髪を明るくした状態から色味を足すのがベターなのでこの辺はいつも注意してお客様のイメージを聞きながら、カウンセリングと施術をしてます。

 

少しマニアックな内容になってしましましたが、インナーカラーのデザインを探してる方や、染めたてみたい方、やった事がある方は少しはイメージしやすいと思いますので、次インナーカラーに挑戦する時の参考にしてみて下さいね!

 

 

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