黒染めからの、暗めグラデーションカラーは〝色の繋ぎ〟が大切です。

黒染めをしてる髪を自然なグレー系のグラデーションにしに来た方がいらしたのでご紹介します。

 

最初に仕上がりの説明

20160128043953.jpg

↑こういった感じで毛先がグレー系で、根元中間も限りなく赤味の少ない色味に仕上げました。

 

施術工程

 

黒染めが抜けた髪は赤みがあるので、そこにピグメントという、明るくする力が限りなく少ないカラー剤を塗布し、青味を足して赤みを消していきます

毛先は上の工程の後に一緒にブリーチしていきます。

20160128043941.jpg

こうする事で、地毛の色と毛先のグレーがしっかり繋がるんです。

 

20160128052937.jpg ↑(こんな感じ)↑

 

地毛の赤み取りと、毛先のブリーチが終わったら、アッシュをメインに入れていき、しっかりオレンジ寄りのブリーチ後の色味を消して完成ですね。

 

簡単に書きましたが、難しいカラーでした。

 

最近、根本地毛~毛先グレーにする方も多いんですが、上に記載したような地毛の赤み取りをやらないと、赤味のブラウン~寒色のグレーといった何ともアンバランスなグラデーションになってしまうので、注意が必要ですよ~

 

細かい色味の違いなんですが、こうなってるのとなって無いのでは大きな違いになるし、オーダーもかなり多いカラーなので、参考までに記載してみました(^^)



Instagram