黒染めをしてる髪を自然なグレー系のグラデーションにしに来た方がいらしたのでご紹介します。
最初に仕上がりの説明
↑こういった感じで毛先がグレー系で、根元中間も限りなく赤味の少ない色味に仕上げました。
施術工程
黒染めが抜けた髪は赤みがあるので、そこにピグメントという、明るくする力が限りなく少ないカラー剤を塗布し、青味を足して赤みを消していきます。
毛先は上の工程の後に一緒にブリーチしていきます。
こうする事で、地毛の色と毛先のグレーがしっかり繋がるんです。
↑(こんな感じ)↑
地毛の赤み取りと、毛先のブリーチが終わったら、アッシュをメインに入れていき、しっかりオレンジ寄りのブリーチ後の色味を消して完成ですね。
簡単に書きましたが、難しいカラーでした。
最近、根本地毛~毛先グレーにする方も多いんですが、上に記載したような地毛の赤み取りをやらないと、赤味のブラウン~寒色のグレーといった何ともアンバランスなグラデーションになってしまうので、注意が必要ですよ~
細かい色味の違いなんですが、こうなってるのとなって無いのでは大きな違いになるし、オーダーもかなり多いカラーなので、参考までに記載してみました(^^)
